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■シンポジウム『未来を切り拓く環境研究』

まずは行動してみる。ということで、2007年6月25日に開かれた、シンポジウム『未来を切り拓く環境研究』に参加。主催は国立環境研究所である。

実は国立環境研究所には以前にも電話コンタクトを試みたことがある。ふと、エコロ人が立ち上がる少し前だから5月末くらいか。学術的裏づけを持って検証エコロをしたかったので、情報が欲しくて連絡を入れた。今回のシンポジウムのについてはその際に聞かせていただき、日曜日にも関わらず動いてみることとなった。

いくつか知りたかったことがあり、セクションに分けて展開させることとする。全部で3セクションに渡る。

(1)温暖化とCO2の増加との関連性

ポスターセッションで気象データを扱っておられた方にお話を聞くことができた。大気の動きを地域別に検証・観測するシステムで、1968年(実際には1950年代のものも)からのデータを参照できるシステムが開発されている。

日本についてもあまり知らないので参考にはならないが、中国や発展途上の国で出されるCO2がどの程度なのか。また、何でも音頭をとって逃げてしまうアメリカ合衆国では地域別にみるとどうなのかを知ることが可能。ただ、昔のデータは観測点が少ないため、実際よりも計測値が低い。だからといって類推に頼ってしまうと科学にならないのだろうし、面映いところだ。

私の興味としては、「産業革命前」と「産業革命後」で明確に比較したい。何故なら、この300年の変化が地球の温度を人為的に上げているという論理構造によって成り立っているのが「温暖化」であり、近年のデータ同士を見比べるのが本質ではないと思うから。でも、当然ながら産業革命前のデータを参照することは不可能。計測値がないのだ。

実際に最先端研究に触れることが出来たことは良かった。CO2と温暖化の関連性を単純に「否定」することも「肯定」することも出来ないが、「なんら関係がない」ということはないのでは、と私は考えているのだが、研究者の方も共感を持っていただけたのが嬉しかった。

他にも文学を通して環境を考えるといったポスターセッションもあり、興味を刺激された。一応文化系出身なので。

(2)「割り箸」「レジ袋」「ペットボトル」のCO2排出量(ゴミ処理部分)

検証エコロを固めるために、学術基礎をある程度固めたい。ということで、ゴミ処理におけるCO2排出のミクロ単位研究をされている方がいないかと探してまわる。しかし、見つからない。皆さんグローバルなお話、もしくは大企業(産業)ベースの研究をされているため、ミクロな私の疑問にはなかなか答えていただけない。まあ、最初から予想がついたことだったので、その前提の上でも意義があるお話を聞くべくぶち当たる。

ある研究者の方に、kg、ton単位ベースでなら処理システムの性能を要素に入れれば計算可能とのヒントをいただく。確かに、出来る限り数値は正確なほうが良い。が、そこにこだわりすぎると先に進めない。各項目「割り箸」「レジ袋」「ペットボトル」ごとにバックボーンたる歴史、製造過程などを考慮して数値を出してみようと思う。

(3)現在のエコロブームと市民レベルにおける学術興味の比率

これは、「どのくらいの人が参加するんかなぁ」という非常に低レベルな興味。いや、テレビでも新聞でも「エコ」「環境問題」、サミットだって「環境サミット」なんて呼ばれるほど中心議題として環境問題を取り上げている。その最先端シンポジウムなのだ。何せ、環境省のパンフレットなどの情報は国立環境研究所が作られているのだから(それで私もコンタクトを取ったわけだし)。閑散としてたら、やはりファッションエコロジーブームなのかなと思わざるを得ないところだ。

「では聞くが、あなたは何故このサイトを立ち上げたのか?」と聞かれれるとスッとは答えようがないのだが、地球を守るんだ!という使命感よりは「知りたい」という好奇心の方が強かったように思う。研究をしたいというのとも異なる。何が起こっているのか、メディア情報ではなく理解したかったのかもしれない。だからこそ、集められる情報は足で稼ぐつもりだ。

参加者は思ったより多かった。700名以上という発表。企業の人間や声を高らかに環境保護を訴える方ばかりかと思いきや、普通のおじさんおばさんも見受けられた。男女比は大体イーブンか。ポスターセッションでは、ほとんどのパネルの前で活発な議論が行なわれている。

このムーブメントを一過性に終わらせない為には非常なる努力が要るように思う。だけど、その努力が草の根で続けば。。。面白い展開が見えてくると思うのだけどね、私には。